フォーリン・アフェアーズ日本語版公開論文に《2008年11月6日 アップデート版》<CFRブリーフィング バラク・オバマ候補の主要アドバイザーの顔ぶれ>というのがある。時宜を得た公開であると思うので、紹介しておく。
<構成>
バラク・オバマ候補の主要アドバイザーの顔ぶれ
国家安全保障担当顧問の顔ぶれ
外交政策顧問
国際経済顧問
ーからなる。フォーリン・アフェアーズは「長文の引用については、全体の2割程度なら許容範囲です。この場合も間違いなくクレジットの明記をお願いいたします」と条件づけしているので、この範囲内に収めざるを得ない(つまり本文を読めということだ)。
以下では国家安全保障、外交政策の顧問の部分をかいつまんでおく。…は以下省略の意。
<国家安全保障担当顧問の顔ぶれ
アフガニスタンにおけるタリバーン勢力との戦いに勝利を収めることを重視しているオバマは、「アルカイダがアメリカへの攻撃を計画しているとの有力な情報があれば、パキスタン政府の許可のあるなしにかかわらず、テロ分子をパキスタンに攻め入って追跡・掃討する」と明言している。オバマのおもな国家安全保障アドバイザーには、デニス・マクドナフ、リチャード・ダンジグ、ジョナサン・スコット・グレーション、サム・ナン、ウィリアム・ペリー、サラ・セウォールなどがいる。
デニス・マクドナフはアメリカ進歩センター(CAP)のシニア・フェローで、オバマ候補の選挙キャンペーンで国家安全保障問題への対応を取り仕切っている。…
クリントン政権で海軍長官を務めたリチャード・ダンジグは、現在、戦略国際問題研究所(CSIS)の国際安全保障担当フェローで、バイオテロの専門家として国防総省顧問を務めている。…
ジョナサン・スコット・グレーションは退役空軍少将で、ミレニアム・ビレッジ(アフリカの村落を貧困から抜け出させることを目的とする国連ミレニアム開発目標に基づくプロジェクト)の責任者を務めている。…
サム・ナンは元ジョージア州選出の民主党上院議員で、ナン=ルーガー・プログラムに代表される核兵器の脅威削減に向けた取り組みをめぐってリーダーシップを発揮したことで知られる。…
ウィリアム・ペリーは、現在フーバー研究所のシニア・フェローでスタンフォード大学の教授も兼務している。1994〜1997年のクリントン政権の国防長官時代には、ハイチの軍事政権に圧力をかけ、選挙で選ばれたアリスティド大統領を復権させようと試みた米軍のハイチ侵攻、ボスニア紛争への米軍(NATO)介入の指揮をとっている。…
現在、ハーバード大学ケネディースクールの講師で、同大学付属カー人権政策センターのディレクターを務めるサラ・セウォールは、クリントン政権でPKOと人道支援担当国防副次官補を経験し、(現在、イラク駐留米軍の最高司令官を務める)デビッド・ペトレイアスとともに陸軍と海兵隊のために対ゲリラ戦の実戦手引をまとめている。…
<外交政策顧問
オバマの外交政策アドバイザーの中には、クリントン政権で国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めたアンソニー・レイク、著名な弁護士で、クリントン政権で国務省政策企画局長を務めたグレゴリー・B・クレイグ、アフリカ地域の専門家で、同じくクリントン政権の国務次官補を務めたスーザン・E・ライス、国務長官を務めたマドレーン・オルブライトがいる。オバマ同様にこれらのアドバイザーたちも、ブッシュ大統領のイラクおよびアフガニスタン、ダルフール、そしてラテンアメリカ路線を批判している。
グレゴリー・B・クレイグはクリントン政権下のホワイトハウスの補佐官の一人で、マドレーン・オルブライト長官率いる国務省で政策企画局長を務め、現在はワシントンに拠点を置くウィリアムズ・アンド・コノリー法律事務所のパートナー。…
アンソニー・レイクはクリントン政権の国家安全保障問題担当大統領補佐官で、現在はジョージタウン大学の外交大学院教授。…
現在、ブルッキングス研究所の外交政策、グローバルエコノミー・開発担当のシニア・フェローを務めるスーザン・E・ライスは、クリントン政権でアフリカ問題担当国務次官補を務めている。…
(以下略)
この資料は取りあえず顔ぶれを認識するという使い方になるだろう。人物月旦はもっと詳細に各種論調を当たらねばならない。
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